お寺ってどんなイメージでしょうか。
静かで、落ち着けて、仏さまがおられて心安らいで……。
日常の暮らしを離れて、自分が自分でいてよいところ……。
そんなところでありたいと思っています。
お寺には御本尊があり教えがあります。
門徒も僧侶も共に親鸞聖人の教えに聞き、学び、
お経を読み、法事(法要や儀式)を営みます。
法事は、葬儀や年忌法要など
身近な方との死別を縁として
営なまれる儀式です。
私たちは、
ひとりで死を乗り越えられるほど
強くはありません。
教えと儀式に導かれて
悲しみを超えていきます。
悲しみを超えるとは、
消し去ることではありません。
死が自分にもたらした意味は何かと深く考え、
悲しみをそこに包み込んで生きていくことが
超えるということです。
そのためには教えにあうことが必要です。
死だけではありません。
老い(時間が戻せないこととも言えます)も
病も性別・年齢を超えた課題です。
人間関係の悩み、
身体的な苦しみもそうです。
それらの苦悩を教えに聞きながら、
一人ひとりがみんなと一緒に、
受け止めていこうとするのがお寺です。
交通アクセス
〒520-0043 滋賀県大津市中央1丁目2番32号
TEL・FAX077-522-7646